2011年2月5日土曜日

Intel,WiMAXコントローラ内蔵のCentrino 2ノートPCは7月

 Intelの日本法人であるインテルは,WiMAXコントローラを搭載した“Centrino 2ノートPC”が,2009年7月以降,同社のパートナーとなるPCメーカー各社から順次投入される予定であると発表した。

Intel WiMAX/WiFi Link 5050番台
 これは,UQコミュニケーションズが展開する商用Mobile WiMAXサービス,「UQ WiMAX」の「お試し期間」が,5000名のモニターを対象に2009年2月26日から始まったことを受けてのものだ。
 ノートPC用ブランド「Intel Centrino 2 Processor Technology」を構成する通信モジュールの新しい選択肢として提供されるのは,無線LANとMobile WiMAXの両方をサポートする「Intel WiMAX/Wi-Fi Link 5050」シリーズ。UQ WiMAXの正式サービスは7月1日の開始が予定されているので,ちょうどそれに合わせる形で,本シリーズを搭載したノートPCのリリースが始まることになりそうである。

 なお,Mobile WiMAX,そしてUQ WiMAXの詳細については,2009年2月3日の記事を参考にしてほしい。

UQコミュニケーションズ,商用WiMAXサービスの開始を発表?2月26日サービス開始,月額4480円


#### 以下,リリースより ####
インテル
日本におけるWiMAXサービスの普及に向け活動を加速
? WiMAX内蔵のインテル Centrino 2 プロセッサー?
テクノロジーPCが2009年7月以降より登場予定 ?

インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 田中 孝司)が、日本でのWiMAXサービス「UQ WiMAX」を本日より開始したことを受けて、今後、WiMAXサービスの普及に向けた取り組みを加速させると発表しました。「UQ WiMAX」は、モバイルWiMAX(IEEE802.16e)技術による高速モバイル?データ通信サービスを提供するものです。インテルは、同社が開発したWiMAXモジュールを内蔵したインテル Centrino 2 プロセッサー?テクノロジー搭載ノートブック PCが、WiMAXの商用サービスが開始される本年7月以降に、順次、製品化されるように、国内外のPCメーカーと協力しています。なお、各PCメーカー様からのコメントは添付を参照ください。

Webコンテンツの増加や大容量化、また機器の小型化などにより、屋内のみならず、戸外も含めた、より広範な場所で、モバイル?ブロードバンド?インターネットを利用したいという要求が高まっています。このようなニーズに応えるべく登場した最新の高速無線データ通信技術がWiMAXです。WiMAXは、従来の技術と比較して、数十メガ?ビット/秒という高速な通信速度を実現することが可能であり、屋内や無線LANスポットにおいては無線LANを利用し、それ以外の場所ではWiMAXに接続するなど、相互に補完しあうことでフレキシブルな接続性を確保し、ユーザーの利便性を高めることができます。例えば、個人でPCを楽しむユーザーは、モバイルを利用した移動中も、ビデオの編集?視聴、高品位(HD)ビデオや音楽の再生、オンライン/対戦型ゲームなどの大容量データを利用するアプリケーションを楽しむことが可能になります。

インテル株式会社 代表取締役社長の吉田 和正は「インテルは、UQコミュニケーションズによるWiMAXサービスが開始されたことをたいへん嬉しく思います。インテルは、次世代の無線通信技術としてWiMAXが最適であると考え、WiMAX Forumの主要メンバーとして活躍し、技術仕様の策定など、その普及に注力してきました。日本においては数年前より、この先進的な技術の認知度の向上、業界各社との連携に取り組み、UQコミュニケーションズとは緊密に協力してまいりました。今後はWiMAXサービスの普及を加速させるため、WiMAX機能内蔵ノートブックPCの拡大に力を入れるとともに、さまざまな利用形態の紹介にも取り組んでいきます。より高性能なマイクロプロセッサーと高速なWiMAXネットワークが、モバイル?インターネット体験を新しい時代へと導くと期待しています」と述べています。

インテルでは、ユーザーがより簡単にWiMAXを利用することができるように、無線LANとWiMAXの両方をサポートする通信モジュール「WiMAX/Wi-Fi Link 5050番台」を内蔵した、インテル Centrino 2 プロセッサー?テクノロジー搭載ノートブックPCを提供するために、国内外のノートブックPCメーカーと協力しています。今年7月以降に、この通信モジュールを搭載したノートブックPC が登場することにより、ユーザーはPC を購入した後に、Webによる簡単な登録作業で無線LAN もWiMAX も利用できるようになります。

シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアチブを推進していきます。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jpで入手できます。

引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局

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